毎日の文トレ

日々感じたことや考えたことを書き殴ります。

お尻心地の良いカフェ

京都市左京区の山の方にある京都造形芸術大学(通称、造形大)に併設されているカフェに通っている。

Verdi(ヴェルディー)というカフェで、近くに本店があるらしく、このお店は二号店のようだ。造形大の入り口にドカンと建てられて、非常に入りやすい。店内はかなり広く、コーヒー豆を焙煎するためのロースターも設置されているくらいには広い。

連続した長いソファーが壁面に沿ってL字型に設置されていて、その前にテーブルが3台くらい置かれている。そんな感じのデザインである。僕がカフェで一番重要視するポイントである、『お尻心地』抜群である。天井には、太陽のようなイメージの梁が見えて、広々とした伸びやかでおしゃれな空間を演出している。Freewifiも飛んでいるので、MacBookを持ち込んで作業なり、複数人で会議なりしているのをよく見る。実際に、かなり使い勝手は良い。

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面白いのは、大学に併設されているのに、造形大の学生らしい人はほとんどいないことだ。(早い時間やお昼頃にはいるのかもしれないが)ちなみに、造形大の学生はコーヒーが100円引きになるらしく、非常に羨ましい限りだ。夕方くらいに行くと、いるのはパソコンを持った京大生っぽい連中か、おしゃべりで暇を持て余したオバハンばっかりだ。ただ、それでもほとんどの席は埋まっていない。

静かにパソコンをカタカタやっているのは構わないのだが、おしゃべりなオバハンの妙に上ずった声は聞いているだけで、イライラしてきて、コーヒーも不味くなる。もちろんだが、コーヒーは非常に美味しく、ハンドドリップは苦味が出過ぎないように温度も調節してある。スタバのくっそ熱いドリップとは大違いだ。写真の長いフレンチトーストもコーヒーのお供に良い。少しお腹が減っているなら、とても気にいると思う。

 

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こんな写真をSNSに投稿したところ、造形大の友達からリプライをもらった。

このカフェが建てられた空間は元々、制作展示をしていたらしく、その展示スペースという学生からすると、とても貴重な空間を金稼ぎのために潰しやがってということだった。まあ、その子は過激なので、全員がそう思っている訳でないと思いたい。

 

カフェがあることで、大学に一般の人が集まるので、うまく誘導してあげれば、展示を見てもらう機会も増えるのだろうと思った。ただ、今カフェにそのような誘導は全くない。素人考えだが、制作展示スペースを併設するなどすればいいのに。と思う一方、快適な空間デザインが歪んでしまうなら悲しい結果になる。

 

せっかく大学に併設されているのだから、そこらへんの議論を進めていただきたい。

 

京大にもこんなおしゃれなカフェできないかな。もちろん学生は100円引きで。