髪の毛にも世界観を
京都の三条木屋町にキノコ料理のお店がある。
その名も「bunkai社」
もちろん分解者と掛けているのである。食物連鎖の中の消費者・生産者・分解者のカテゴリー訳の話だ。
席に着くと、バゲットに何かのキノコのペーストが塗られたものが出てきた。
メニューは、キノコのバルサミコマリネや黒ラッパ茸のクリームパスタ、すだちと椎茸の和風オイルソースパスタ、さらには自家製ポルチーニプリンなど、美味しそう!と思えるものとちょっと怖いなと感じるものと玉石混交である。
僕たちはすでに3軒目だったので、ワインを一杯ずつを頼み、そのあとに牡蠣とたっぷりキノコのアヒージョを食べた。(下の写真)これが抜群に美味しかった。
1時間もないくらいの滞在だったが、一つ無性に気になったことがあったのでお店を出る時に聞いてみた。
僕「つかぬ事をお聞きしますが・・・」
店員さん「え・・(ドキッとした驚いた表情で)」
僕「その髪型はここがキノコ料理のお店だからなのですか?」
店員さん「そうなんですよ〜。この店を始める時にマッシュにしたんです。」
よくぞ聞いてくれたというテンションの上がり具合だった。上機嫌になって店を出た。