毎日の文トレ

日々感じたことや考えたことを書き殴ります。

女子グループの謎

先日、友達と話していて、「なぜ女子は同じくらいの顔面偏差値の女子とつるむのか」という話題になった。

 

これはよく言われている話で、「可愛い女の子の友達は可愛い」というのも、元はと言えば同じ問題である。高校のクラスで生じる女子グループも大体は顔面偏差値でソートすることができる。もちろん例外はあるが。

直感的に浮かんだ考えとして、人間という生き物は基本的に顔で判断されることが多いので、顔面偏差値が近いと、人からの接され方も似てきて、人生経験が似てくる。その結果として話が合うので、仲良くなりやすいのではないか。と思った。その時は、そうなのかもしれないね。となった。

 

そのあと、あんまり腑に落ちないので、少し調べてみると、「なぜ犬はその飼い主に似るのか」という記事があり読んでみた。

www.huffingtonpost.jp

 

かんたんに言うと、犬と飼い主は似てくるのではなく、ペットショップで犬を選んだ時に、すでに自分の顔(特に目)に似ている犬を選ぶらしい。さらに、その理由として、単純接触効果という、普段からよく見たりするものに好意を示すという心理学的な現象の影響で、ペットショップで自分の目に似た目を持つ犬に好意を抱き、その犬を飼うことに決めるそうだ。

 

これと同じことが、さっきの女子グループでも言えないだろうか。人の顔の特徴のほとんどは目によって決まるだろう。それは、人が他人の顔のどこを注視するかを考えれば自明である。そうなると、自分の目に似た目を持つ女の子、言い換えれば、顔面偏差値が近い女の子に好意を示し、友達になる。と考えるのは、説得力のあるロジックだと思う。

 

こうやって、冒頭の謎がスルスルっと解けたので、非常に気持ちよかった。