酒処てらやま@先斗町
貧乏学生が無理をして奨学金で美味しいご飯を食べるシリーズです。
酒処てらやまという割烹料理屋行ってきました。ノイリーズというバーのマスターから、このお店は大ブレーク必至らしく、数年後には予約が取れなくなるだろうと聞いたので4人(学生二人社会人二人)で行ってきました。メニューに価格が書いていないので、お会計をしたのですが、一人1樋口程度でした。腹9分くらいまで食べて、ビール、日本酒、レモンサワーを飲んでこの価格なら、かなりお手頃と言っても良いでしょう。金銭感覚がおかしい訳ではないですよ。変な飲み会を2回キャンセルすれば十分に手が届きます。
そんなこと言いながら、このお店を出て、カフェに行き、居酒屋に入り、レゲエを聞いてさらに一杯、クラブで数杯、鴨川で外国人に混ざって飲み会をしたので、やっぱり感覚がおかしいなと反省しています。この日で1万円くらい使ったことになりますね。そんな具合なので、最近はもっぱらパスタやらラーメンやらを自炊しています。さっき作ったラーメン、意外と美味しかったですよ。韓国のカムジャタンというジャガイモで作られた麺の上に、小さめの玉ねぎとナスとシーチキンとキムチをごま油で炒めたものを乗せただけのもの。ラー油かけて食べると、アジアな風味がして気に入りました。
さて、本題のてらやまで食べたものを軽く紹介しようと思います。
看板です。先斗町を横に入った薄暗いところにお店はありました。
ビールは札幌の赤星です。とりあえずビールで出発しました。
これは最後に飲んだレモンサワーです。広島のレモンを使っているようで、さっぱりとして上品な味でした。ちなみに甘めも選べました。
最初に頼んだポテトサラダです。上にナッツ(種類は忘れてしまった)が乗っていて、ビールによく合います。それ以外はシンプルな味付けです。
実は岩ガキのシーズンでもあります。女の子の靴くらいの大きさの牡蠣が出てきたときはびっくりしました。大根おろしと合わせて食べると、口の中が夏!海!になります。カウンターにはレモスコというレモンのタバスコがおいてあるので、かけて食べればもっと夏を感じられたでしょう。。。。そうです。かけ忘れました。
夏の日本酒も頼みました。ナツクラブと読みます。クラブへの布石だった訳ですね。
頼んでいたものが続々と出てきます。これは鰹のタタキ。からしは思った以上に合っていました。口触りが柔らかで、溶けて行きます。こんな上品なカツオのタタキは食べたことありませんでした。
タコとオクラの煮込みです。一切れがデカかったです。タコ単体でも美味しいのですが、オクラと一緒に食べると、不思議な味わいになりました。これは驚いた。
ミョウガと和牛のたたきです。肉が美味しいのは、いいですよね。割烹料理屋ってお腹いっぱいにはなれないイメージがあったので、ここで覆りました。さっぱりしているけど、味わい深い美味しさでした。ここでもまたミョウガによって夏!を感じました。季節感を丸ごと感じられるのが、割烹の良さなのでしょうな。
これはベーシックなだし巻きです。もうプルンプルン。しかもかなりの分厚さでしたね。
玉川、こんなおしゃれなパッケージになりやがって・・・
まだまだ、〆には行かず、おでんを頼みました。冬に来てもう一度注文したい。友達が頼んだ、マロニーもよかったです。注文したらマロニーを作ってくれるのですが、出汁のうまいことうまいこと。
黒どりのモモ焼きです。ね、上の方黒いでしょ。柚子胡椒も季節感演出してくれます。もう、この時には腹8分んめ。そろそろお会計も怖いし、出ようかなと思っていたら、横の友達がさらに注文しました。
はい。これが名物でしょう。〆のサンドイッチです。これはうまかったな〜。美味しいサンドイッチの特徴全部掴んでるでしょう。全部が何かは知らないですけど。パンの表面はカリカリで、しっかり水分が抜けてます。中身はしっかりした肉。これ単体でも絶対美味しいですよ。そして、カラシをしっかり効かせてます。作る前にカラシを効かせるかどうか確認してくれる気の配りようです。切り取ったパンの耳は、野菜スティックみたいにして、ソースをつけて出してくれました。
いやー美味しかった。食から季節を感じるという大人の嗜みが理解できたような気がします。次は冬ですね。
以上です。