旅行前の期待感
「旅行を計画する事による幸福度上昇は8週間持続する」
— あまん (@buddhobhagavan) 2017年6月17日
人は報酬を予定するとその報酬を獲得するまで、最大8週間ほど幸福度が増し仕事のモチベーションが上昇するというデータがある。
逆に消費後は2週間しか持続しないので「頑張ったから今日は〜」ではなく【事前に計画して消費する事】がキモ
つい先ほどまで小旅行していた矢先、こんなツイートが流れてきたので、気になってソースを調べて見た。
すると、こういうニュース記事が出てきた。「いかにして休暇は幸福に影響を与えるか」(https://well.blogs.nytimes.com/2010/02/18/how-vacations-affect-your-happiness/?_r=0)
そして、さらにその研究についてのリンク(https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs11482-009-9091-9)
オランダの研究で、旅行が人の幸福度とどう関係するのかを調べて研究である。
簡単に言うと、旅行は計画し、待ち望んでワクワクする楽しさが全てで、旅行後にブーストされた幸福度は最大8週間も持続する(ただし、旅行で非常にリラックスできたグループのみ)。また、旅行後はその幸福度が一瞬のうちに下落し、旅行者の中で旅行で非常にリラックスできたと感じたグループですら、2週間しか持続しない。なので、一年に一回大きな旅行をするのではなく、細かな旅行を複数回予定した方が総幸福量は多い。
ということだ。旅行予約サイトのキャッチコピーで使えそう。「楽しみな予定が多いほど、人は幸せになる。」みたいな。「手帳が埋まっていく幸せ」みたいな。
冒頭のツイートでも言及されていたが、これは旅行に限らずほぼ全ての楽しみに共通すると思う。
ただ、個人的には、その場で即席で出来上がったパーティーと、何かをするみたいなイベントも十分楽しいと思えるのだけど。棚からぼたもち的なイベント。トントン拍子で話が弾んで、気づいたらみんなベロンベロンになっているような出来事。
社会人になるとそういうこともなくなってしまうのかと思うと、残りわずかな時間楽しまなきゃな!という気分になる。